8年前に訪れたウェイパ。

今回はご縁で「タックルワールド・ウェイパ」のジェイソンさん、知華さんご夫婦を頼って再訪の機会を得た。
地元の釣具屋である「タックルワールド・ウェイパ」では、フィッシングガイド業も営んでおり、毎日ロコ達から入る情報も豊富。


ウェイパは、オーストラリア北東部、ケープヨーク半島の西側に位置する自然豊かな町。
ケアンズからは、カンタス航空が直行便を飛ばしている。
フィッシングの他には、バードウォッチング(固有種がいるそう)や、半島最北端を目指すキャンパー達の経由地としても知られている。




夜に成田を出発し、早朝ケアンズへ到着。
5時間ほどの待ち時間の後、国内線へトランジット。
高度が下がり、赤い大地と細い木々や蛇行する河が見えてくると「オーストラリアに来たんだなぁ」と実感が湧いてくる。
ケアンズから直行便で約1時間半で、ウェイパに到着!
今回はご好意でジェイソンさん、知華さんのご自宅にお邪魔することに。

将来はご自宅裏の建物を、フィッシングツアーのゲスト用にしようと計画されているよう。
ボートランプからも近く、スーパーのあるショッピングエリアにも歩いていける距離にあるので、便利。
翌日、いよいよ出発!

ガイドのクリスさん。漁師の経験も長い。
うーん・・・なんだか風が強い。
ガイドのクリスさんもジェイソンさんも、ずっとジグヘッドを使っている。
バラマンディって、こんなにワーム使う??
などと疑問に思いながらも自分はプラグを打ち続ける。
やっぱりバラはプラグで、マングローブの周りでバシっとキャストを決めて釣りたい!
潮がだんだん速くなりだし、上流だと打てるところが限られてきた。
そんな時、ジェイソンさんにヒット!


久しぶりに見るバラマンディ、やっぱりカッコいい。
下げがガンガンきいている中、地形で水がよどんでいる場所でクリスさんがボートを止めた。
ストラクチャーから少し出ると、すぐにルアーが流されてしまうようなポイントだ。
うまくピンポイントでルアーを入れ、流れの早い境目にルアーが来るか来ないかのところで、バイト!
流れのせいもあるのか、なかなかの引き。ドラグがぐいぐい出される。
最初から、なかなかのサイズ!
いきなりいいサイズが釣れ、大満足!
みんなとハイタッチを交わし、なんだか踊りだしたいような気分だ。
ウェイパまで来てよかったなぁとご機嫌で、他のポイントではブリーム(黒鯛)やブルーサーモンも追加し、初日を終了した。

ウェイパの楽しいところは、バラマンディ以外にも魚種が豊富で、比較的簡単に釣れること。
マングローブジャック、フィンガーマーク、クィーンフィッシュ、アーチャーフィッシュ(テッポウウオ)、スパニッシュマッカレル、ゴールデントレバリー、
オフショアではGT、上流に行けばサラトガなどなど、日本では見ることができない魚もおり、飽きることがない。


↑マングローブジャック ↑ゴールデントレバリー
ショアからも十分に楽しめるようで、仕事終わりにおかっぱりを楽しむ人々も、多く見かけた。
(ただしクロコダイルには注意!)
2日目も風は強く、オフショアには出れそうもない。
(結局今回は風が弱まらず、オフショアには一度も出れませんでした)
昨日と似たような状況で、ジェイソンさんはジグヘッドやバイブレーションを、私はハードプラグをメインに攻めていくが、ジェイソンさんの方に分があるよう。


次は小さな流れ込みのある、ドシャローのポイント。
シャローミノーを打ってもボトムについてしまうくらい浅い。
うまく引けるのはトップしかなさそうなので、スウィッシャーを投入。
流れ込みの口にうまく入ったなぁと少し巻いた瞬間、バイトが来た!

3日目は「タックルワールド・ウェイパ」で働く、シェーンさん、塁(ルイ)さんも一緒に出発。
シェーンさんは昔から釣りが大好きで自分でもボートを持っている、いわゆる「釣り人」。
シェーンさん(左)。キャストもとても上手かった!
ルイさんは日本人。日本人向けのツアーで希望があれば通訳を務めてくれるそう。
英語が不安な人には、嬉しいオプションだ。
シェーンさんもまた、ジグヘッドやバイブレーションを使って良く釣っている。
プラグだけで勝負している私にはアタリもなく、今回一番厳しい状況。
ルイさんもジグヘッドで
ジグヘッドやバイブレーションを持っていなかった私は、とりあえずサスペンドミノーに変えてレンジを下げてみたが時既に遅く、潮が下げてきてしまい、ビーチ周りに移動となった。
河口のシャローだったので、昨日と同じようにトップを投げようと、「マヒペン」をキャスト。
シーンと静まり返る中、私のペンシルがあと少しでピックアップするような距離に来たとき、
「バーン!」
というものすごいバイト音と共に、引ったくられた。
上がってきたのは、なかなかのサイズ。
4日目、最終日の午前中は、ガイドのクリスさんと2人だけのフィッシング。
ガイド独り占めなんて、初めてだ!
昨晩のうちに潮見表とにらめっこし、午前の上げは、より上流に行ってもらうことしていた。
シャローのほうが水温が高く状況が良いのだが、どうしてもマングローブ周りで粘ってみたかったのだ。
あるかないかの流れ出し、マングローブの奥の小さな小さな浅瀬にベイトが見え、すかさず打ち込む!
いいサイズのコッド
魚は違うけど、満足な一匹でした


どんどん上流へ進んで行くと、いかにも秘境といった感じ!
しかしまもなく潮が下げてきてしまい、マングローブ周りはタイムアップ!
その後河口で魚のたまる場所で、クリスさんと2人さんざん楽しみ、午前中は終了。
午後はジェイソンさん、昨日のルイさん、同僚のナイジェルさんと出船。
昨日の砂地のシャローのポイントで、ナイジェルさんがジグヘッドでバイトを出したのを見て、すぐに「アトゥーラ90」に付け替えた。
ここなら砂地だし、根がかりもないだろう。
しばらく流しながら打っていると、ヒット!
夕日に輝くバラマンディ
こうして今回の釣行は終了。
風と水温に悩まされ、私にとっては一番難しかったバラマンディフィッシングでした。
本来のウェイパなら、もっと釣れるはずなので、もっと良い状況の時に再チャレンジしたいと思います。
(厳しくても釣れなかった日はないんですから、ウェイパが良い場所なのがお分かり頂けると思います)

また、その日まで・・・
「タックルワールド・ウェイパ」では今後、地元で長年ガイドをしていた方にトレーニングを受けるなど、釣果のための努力をしていくそうです。
もちろん初心者も歓迎で、のんびり釣りを楽しみたい方にもお勧め。
ベストシーズンは8月〜12月中頃で、前半は数釣り、後半はサイズもUPしてくるそう。
昨年(2012年)は、最大125cmまで釣れたそうです。
スタッフの皆さんも大変親切で優しく、まるで友達のところに遊びに行ったようにリラックスして楽しめるはず!
参考タックル(バラマンディ用)
ラインもフックも、魚のパワーというより、マングローブに引っかかったり擦れたりで傷んでいくので注意。
ルアー:マヒペン、アトゥーラ90、サルディナ127Fなど
フック:がまかつ・トレブルRBヘビー
5.6ft位のブラックバス用ベイトロッド
バリバス・アバニ キャスティングPEマックスパワー2.5号100m/フロロカーボンのリーダー50lbを1ヒロ
シマノ・カルカッタコンクエスト200
6.3ft位のボートシーバス用スピニングタックル
バリバス・アバニ シーバスPEマックスパワー1.5号150m/フロロカーボンのリーダー40lbを1ヒロ
ダイワ・セルテート3000


地元の釣具屋である「タックルワールド・ウェイパ」では、フィッシングガイド業も営んでおり、毎日ロコ達から入る情報も豊富。


ウェイパは、オーストラリア北東部、ケープヨーク半島の西側に位置する自然豊かな町。
ケアンズからは、カンタス航空が直行便を飛ばしている。
フィッシングの他には、バードウォッチング(固有種がいるそう)や、半島最北端を目指すキャンパー達の経由地としても知られている。




夜に成田を出発し、早朝ケアンズへ到着。
5時間ほどの待ち時間の後、国内線へトランジット。

ケアンズから直行便で約1時間半で、ウェイパに到着!
今回はご好意でジェイソンさん、知華さんのご自宅にお邪魔することに。

将来はご自宅裏の建物を、フィッシングツアーのゲスト用にしようと計画されているよう。
ボートランプからも近く、スーパーのあるショッピングエリアにも歩いていける距離にあるので、便利。
翌日、いよいよ出発!


うーん・・・なんだか風が強い。
ガイドのクリスさんもジェイソンさんも、ずっとジグヘッドを使っている。
バラマンディって、こんなにワーム使う??
などと疑問に思いながらも自分はプラグを打ち続ける。
やっぱりバラはプラグで、マングローブの周りでバシっとキャストを決めて釣りたい!
潮がだんだん速くなりだし、上流だと打てるところが限られてきた。
そんな時、ジェイソンさんにヒット!


久しぶりに見るバラマンディ、やっぱりカッコいい。
下げがガンガンきいている中、地形で水がよどんでいる場所でクリスさんがボートを止めた。
ストラクチャーから少し出ると、すぐにルアーが流されてしまうようなポイントだ。
うまくピンポイントでルアーを入れ、流れの早い境目にルアーが来るか来ないかのところで、バイト!
流れのせいもあるのか、なかなかの引き。ドラグがぐいぐい出される。

いきなりいいサイズが釣れ、大満足!
みんなとハイタッチを交わし、なんだか踊りだしたいような気分だ。
ウェイパまで来てよかったなぁとご機嫌で、他のポイントではブリーム(黒鯛)やブルーサーモンも追加し、初日を終了した。


マングローブジャック、フィンガーマーク、クィーンフィッシュ、アーチャーフィッシュ(テッポウウオ)、スパニッシュマッカレル、ゴールデントレバリー、
オフショアではGT、上流に行けばサラトガなどなど、日本では見ることができない魚もおり、飽きることがない。


↑マングローブジャック ↑ゴールデントレバリー
ショアからも十分に楽しめるようで、仕事終わりにおかっぱりを楽しむ人々も、多く見かけた。
(ただしクロコダイルには注意!)
2日目も風は強く、オフショアには出れそうもない。
(結局今回は風が弱まらず、オフショアには一度も出れませんでした)
昨日と似たような状況で、ジェイソンさんはジグヘッドやバイブレーションを、私はハードプラグをメインに攻めていくが、ジェイソンさんの方に分があるよう。


次は小さな流れ込みのある、ドシャローのポイント。
シャローミノーを打ってもボトムについてしまうくらい浅い。
うまく引けるのはトップしかなさそうなので、スウィッシャーを投入。
流れ込みの口にうまく入ったなぁと少し巻いた瞬間、バイトが来た!

3日目は「タックルワールド・ウェイパ」で働く、シェーンさん、塁(ルイ)さんも一緒に出発。
シェーンさんは昔から釣りが大好きで自分でもボートを持っている、いわゆる「釣り人」。

ルイさんは日本人。日本人向けのツアーで希望があれば通訳を務めてくれるそう。
英語が不安な人には、嬉しいオプションだ。
シェーンさんもまた、ジグヘッドやバイブレーションを使って良く釣っている。
プラグだけで勝負している私にはアタリもなく、今回一番厳しい状況。

ジグヘッドやバイブレーションを持っていなかった私は、とりあえずサスペンドミノーに変えてレンジを下げてみたが時既に遅く、潮が下げてきてしまい、ビーチ周りに移動となった。
河口のシャローだったので、昨日と同じようにトップを投げようと、「マヒペン」をキャスト。
シーンと静まり返る中、私のペンシルがあと少しでピックアップするような距離に来たとき、
「バーン!」
というものすごいバイト音と共に、引ったくられた。

4日目、最終日の午前中は、ガイドのクリスさんと2人だけのフィッシング。
ガイド独り占めなんて、初めてだ!
昨晩のうちに潮見表とにらめっこし、午前の上げは、より上流に行ってもらうことしていた。
シャローのほうが水温が高く状況が良いのだが、どうしてもマングローブ周りで粘ってみたかったのだ。
あるかないかの流れ出し、マングローブの奥の小さな小さな浅瀬にベイトが見え、すかさず打ち込む!

魚は違うけど、満足な一匹でした


どんどん上流へ進んで行くと、いかにも秘境といった感じ!
しかしまもなく潮が下げてきてしまい、マングローブ周りはタイムアップ!
その後河口で魚のたまる場所で、クリスさんと2人さんざん楽しみ、午前中は終了。
午後はジェイソンさん、昨日のルイさん、同僚のナイジェルさんと出船。

ここなら砂地だし、根がかりもないだろう。
しばらく流しながら打っていると、ヒット!

こうして今回の釣行は終了。
風と水温に悩まされ、私にとっては一番難しかったバラマンディフィッシングでした。
本来のウェイパなら、もっと釣れるはずなので、もっと良い状況の時に再チャレンジしたいと思います。
(厳しくても釣れなかった日はないんですから、ウェイパが良い場所なのがお分かり頂けると思います)


「タックルワールド・ウェイパ」では今後、地元で長年ガイドをしていた方にトレーニングを受けるなど、釣果のための努力をしていくそうです。
もちろん初心者も歓迎で、のんびり釣りを楽しみたい方にもお勧め。
ベストシーズンは8月〜12月中頃で、前半は数釣り、後半はサイズもUPしてくるそう。
昨年(2012年)は、最大125cmまで釣れたそうです。
スタッフの皆さんも大変親切で優しく、まるで友達のところに遊びに行ったようにリラックスして楽しめるはず!
参考タックル(バラマンディ用)
ラインもフックも、魚のパワーというより、マングローブに引っかかったり擦れたりで傷んでいくので注意。
ルアー:マヒペン、アトゥーラ90、サルディナ127Fなど
フック:がまかつ・トレブルRBヘビー
5.6ft位のブラックバス用ベイトロッド
バリバス・アバニ キャスティングPEマックスパワー2.5号100m/フロロカーボンのリーダー50lbを1ヒロ
シマノ・カルカッタコンクエスト200
6.3ft位のボートシーバス用スピニングタックル
バリバス・アバニ シーバスPEマックスパワー1.5号150m/フロロカーボンのリーダー40lbを1ヒロ
ダイワ・セルテート3000
Field Staff
Categories
Diary検索
過去釣行レポート